胎内からの発達講座☆

レポート

じょさんし大学プレゼンツ1DAYセミナー「胎内からの発達講座」開催しました!

講師は東京から来てくださった田中佳子さん。調布市助産師会会長、産前産後ケアAmanma主宰など日々地域のママさんや赤ちゃんのそばで本当に様々な活動(書き出したらキリがないくらいたくさん!)をされているとっても素敵な助産師さんです。

私もベビービクスやベビーマッサージなど赤ちゃんと関わるなかで、そしてママさんから相談でも「寝返りをしない」「はいはいがおかしい」など赤ちゃんの発達に対する悩みや不安は最近とても多いと感じていました。

赤ちゃんに備わっている生きるための原始反射は、2歳位までに消失するものも多いそうですが、それがそのまま残ってしまいその影響でうまく身体が使えず生きづらさとして現れたりすることもあるのだそうです。

例えば自分の背後に人が立つことを強く不快に感じることで人との距離の取り方や関わりがが難しかったりたり、学校で黒板の文字や教科書の文字が読みにくかったり、そういった子どもの行動を見て大人は「発達障害なのでは?」と。

そして今、「発達障害」と言われてしまっているたくさんの子どもたちの中にももしかしたら、正しい知識をもち必要なアプローチさえすれば改善したり生きやすくなったりするケースがあるのではないかなと佳子さんはおしゃっていました。

赤ちゃんが発達していくうえで様々なポイントがあります。例えば、はいはいする時には足の指の力がとても大切です。

8ヶ月モデルの赤ちゃんは、はいはいの時に足の指が少し浮いていました。そんな時は足の指の力の入れ方を赤ちゃんに教えてあげる。どうするかというと、はいはいの時に足の親指をぎゅっと抑えるように持ってあげるそうです。しばらく様子を見ているとこの赤ちゃん、足の指で上手に床を蹴りはいはいができるようになっていました!

ちょっとした工夫やアプローチでこんなにも変化するんだな〜、赤ちゃんってすごいっ!!と改めて感じました。

7ヶ月と8ヶ月の可愛い赤ちゃんモデルさんで、はいはいのポイントを確認♡

まだ3ヶ月の可愛い赤ちゃんモデルさん♡

うつ伏せやはいはいの時にバスタオルやボールを使って遊びとして促したり、抱っこ紐やスリングにもひと工夫!タオルをお尻の下に入れて赤ちゃんの股関節の向きを整えたり、スリングにタオルを巻き込み首がだらんとしないように首を支えるなど本当にちょっとしたことなんです。なるほどーと思うことがたくさんありました。

モデル赤ちゃんに試してもらいながら具体的に教えていただいたので、とってもわかりやすく、赤ちゃんを抱っこするときや日々の赤ちゃんとの生活、遊びのなかで取り入れられるものもたくさん!明日からすぐにでもママに伝えたい!と思える内容が盛りだくさんでした。

このようなアプローチをすることで、発達という面では赤ちゃんにはもちろんメリットがあります。その赤ちゃんを見ているママにとってのメリットは、子どもの発達の見方がわかるようになり、そこにアプローチし変化に気づき子どもの成長としてわかるようになると育児に対しても自信が持てるようになるかもしれません。

「0歳児って本当に変化が大きいしママにとっても大変な時期。でもその時期に赤ちゃんとしっかり向き合うことができれば、例えば思春期がきてもその先もしっかり子どもと向き合える親になっていけると思うの」という佳子さんの言葉が印象的でした。

ママだけでなく赤ちゃんに関わるすべての大人に知ってもらいたい内容だと思いました。妊娠中(妊娠前からも)そして出産後すぐの赤ちゃんやママに関われる助産師がまず知り、それを伝えていくことは私たちの大きな役割だと思いました。

一緒に学んだ38名(サンバ)の助産師さんたちがこれから関わっていくたくさんのママさんや支援者さんにこの大切な情報が伝えてくださることでしょう^^

事例やたくさんの実技を入れながら盛りだくさんの貴重な講義をしてくださった佳子さんに心から感謝です!ありがとうございました!!

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じょさんし大学レポート
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