じょさんし大学4期 3日目☆

レポート

じょさんし大学4期3日目!4期もあっという間に半分が終了です。毎期、思いますがほんとうに早っ(笑)

2018年ラストのじょさんし大学の講義は、まるっと1日産婦人科医の辺見Dr.によるお話でした!^^

1時間目は「Dr.との関係に悩んでいるなら、3年8組! 産科医の立場を知ることで多くの悩みは解消される」2時間目は「Dr.にいろんな質問をしてみたいなら、3年8組!辺見Dr.がどんな質問にも答えてくれる94分」というタイトルでした。

じょさんし大学の講師の中では、唯一Dr.という立場でのお話ということで、スパイス的な存在になればと「トウガラシ」の着ぐるみで登場してくださいました!笑

この時点で、すでにみんなのハートを鷲掴みにされちゃいますよね♡

講義では「自然なお産とは」どんなお産のことなのか?Dr.が考える自然なお産について、そして私たちがよく使うその「自然」ということについてもいくつかのデータを見ながら、紐解いてお話してくださいました。

昔と比べて、寿命から見ても月経の回数から見てもそもそも「不自然」なんだという視点、そして自然を意識するあまり、それがメルヘンに偏りすぎていないか確認してほしいという先生のメッセージ。そのことがよりママを追い詰めることになりかねないから。先生のお話はいつもベースにママへの深い愛を感じます。

2時間目では「産後うつ」について講義していただきましたが、そこでもやっぱりベースにあるのはママへの愛です。これ以上ママだけが頑張ることのないように、ママを孤立させないで、追い詰めないでというメッセージが響きました。

また、講義や質問タイムにも出てきましたが「どうしたらDr.とより良いパートナーシップ、信頼関係が築けるのか?」ということについて、みなさんにもディスカッションしながら考えていただきました。

本来持っている力を引き出すようにそばに寄り添いサポートしたい助産師にとって、視点が違うDr.と意見が食い違ったり距離ができてしまうことも多々あると思います。

辺見先生がこれまでどんな想いで産科医を続けてこられたのかその話を聞くと、目の前の「命」を守るためにDr.も日々命をかけて現場にいてくださることがわかります。

Dr.と私たち助産師は立場も役割も違うんです。見ている視点や捉え方もきっと違います。でもDr.も助産師も目指しているのは、ママや赤ちゃんにとって安全でいいお産をしてほしいということ、ここは同じ。そういう意味では、私たちは新しい命の誕生を支えるひとつのチームなんです。そして両者の関係がより良い方が目の前のママや赤ちゃんにとっても絶対にいいはずなんです。

もちろん助産師も目の前の「命」に対して、日々命をかけて向き合っています。でも私も含め、施設にいる助産師はDr.に守られている部分はあると思うんです。そのDr.に対して不満や文句をいうことは簡単かもしれませんがそれを繰り返しても相手は変わることはありません。

対人関係すべてに言えることだと思いますが、まずは自分が変わることで、相手との関係も変わり信頼関係も築いていけるのではないでしょうか?普段、職場では忙しすぎてなかなかDr.とゆっくりお話することが少ない私たちにとって、率直な先生の意見や考え方にたくさんの気づきがあった1日になったと思います。これをきっかけにぜひDr.との関係を見直してみるひとつのきっかけになればいいなと思います。

その他にも先生には時間の許す限りたくさんの質問にお答えいただきました!『子宮頸がんワクチンについてどう思うか?」「不妊治療の限界は?」「産科医は東洋医学についてどう思っているのか?」などなど。

ラストの質問「先生の産科医としての夢は?」この答えは最高でしたー!!笑

ひとつのテーマにそってディスカッション&プレゼンしていただく「じょさんしの寺子屋」も盛り上がりましたー!ユニークで素敵な意見がいっぱい!!

そして、助産師さんはみんなプレゼンが上手ですー!!

いろいろな学びとたくさんの気づきがあった1日。帰りには辺見先生とお話したい方、写真を撮りたい方で行列が(笑)

最後までトウガラシスタイルでいてくださった辺見先生、大好きです♡

ありがとうございましたー!!

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じょさんし大学レポート
じょさんし大学での学びをここに公開☆
〈みのおママの学校のウェブサイト〉
http://www.minomama.com
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