3月のシークレットセミナー「Dr.とMWのパートナーシップ」

レポート

シークレットセミナー、ラストのテーマは「Dr.とMWのパートナーシップ」でした。このテーマ、ほぼすべての勤務助産師さんにとって永遠のテーマなのではないでしょうか?

Dr.との考え方や捉え方の違い、想いのすれ違い。お母さんや赤ちゃんにとって安全で安心ないいお産をしてほしい。きっとゴールは同じなのに、両者の間にある微妙な距離・・・。

ここに足りないのは「コミュニケーション」なんだと思います。日々忙しい命の現場でなかなかDr.と深く語り合う機会ってほとんどないです。

ということで、ラストの講義はテーマに対してとことんディスカッション!先生からもどんどん意見をもらい、みんなにもどんどん発言してもらいました。

Dr.にとって、私たち助産師にとっての「覚悟」って何?自然分娩、正常分娩って?「信頼」されるってどういうこと?そのためにできることって何?などなど。

もっと時間があればまだまだ語り合えたテーマやキーワードがいっぱい。

1年間ともに学んだこの場所はきっとみんなにとって安心な場所。いろんな意見が出ました。ディスカッションに正解・不正解はないんです。それぞれの価値観があっていいしそれぞれの意見が違っていてもいい。だって一人ひとりが生きてきた環境も違えば、経験してきたこと、大切にしてきたことも違うから。

そんな考えや想いを言葉にしてみんなに伝えることは自分の在り方を考えるきっかけになったり、自分の常識の枠を外すことができたりそこからの気づきは大きな価値があります。

こうやって意見する場って、必要だしすごく大事。これってDr.とMWだけに言えることではなく、夫婦でも親子でもすべての人間関係におけるパートナーシップに対して言えることだと思います。

パートナーシップを考えた時に、まずは相手のことを理解せずには始まらないと思うんです。これがパートナーシップの第一歩。

意外にお互いに相手のことをわかっているようでわかってないし、なかなか知ろうともしない(笑)そこに愚痴や不満、否定や批判のネガティブなエネルギーだけが生まれては、一向に距離は近づかないし開く一方だと思うんです。

Drでも夫婦でも親子でもそう。結局、相手のことは相手にしかわからないんです。だからこそお互いのことを知って理解しようとしたり、自分から1歩あゆみ寄る努力が必要なんですよね。

そういうスタンスでいることが大事だし、そう思えたら愚痴も減るし感謝もできると私は思っています。自分次第、自分の見方次第で見えてる景色は変わるから。

自分の中にない考え方や価値観に出会えるって、それは時にはしんどいことかもしれないけど、自分が成長できるチャンスだと思います。

私はこの1年様々なテーマについて、辺見先生やみんなのお話をきかせていただけて、今まで自分の中になかった気づき、捉え方や価値観と出会えたこと、常識の幅が広がったことが何よりの宝物だと思っています。

ラストの卒業式、それぞれが1年間の感想や新たな決意、嬉しい報告などいろいろとお話してくださいました。

笑あり、涙あり!ティッシュ必須!笑

たくさんの学びの時間を共有できたみんなに心からの感謝を!そしてこの場をともにつくってくださった辺見先生に最大級の感謝を伝えたいと思います!ありがとうございました!!

ここでの出会いはこれで終わりではなく、新たなスタートでもあり、みなさんこれからもどうぞよろしくお願いします!!

 

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