1DAYセミナー「フィット・フォー産前産後プログラム」レポート☆  

レポート

こんにちは。サポートメンバーのまきです。

今日はじょさんし大学プレゼンツ1DAYセミナー。テーマは「現場で活かせるフィット・フォー産前産後プログラム」でした。

講師はシュッとした姿勢のバツグンのスタイルで登場された健康運動指導士の小林香織先生。小林先生はNPO法人フィット・フォー・マザー・ジャパンの理事長であり、産前産後のカラダ教育研究家です。

まずは前半、運動についての座学から。

運動が必要なことは知っている、でも続かないんです。子育てしてると時間もないし、簡単にできて時間がかからない運動なら知りたい!これが、世の女性の声なんだそうです。世間一般で言われている運動って大切だよね・・、レベルではなく、なかなか前向きになれない方でも「そりゃ運動したほうがいいよね、しないとね」と思える科学的な根拠だったり、子どもたちや将来の自身の身体のことだったり・・産前産後に身体を動かすことだけじゃなく、運動でしか得られない健康な身体について心にストンと落ちる先生のお話に引き込まれました。

そして、後半は実際にストレッチ・・

まずは先生から質問!ママに運動についてどこでお話をしますか?外来?病室?それともお家で??

そして、もう一つ・・

出産のとき「妊娠中にもう少し身体を動かしていれば・・」と、感じるときはどんなとき?と。

実際の保健指導やお産を想定したときに効果がみられる運動に加えて、ママに向かっての美しい見せ方、やってみよう!と思える表現方法について学びました。例えば、すべてを実際にするのではなく“上に伸びるように~”と上の方を指さす!など。なるほど!と思えることばかりでした。さらには、身体のストレッチに自信のない助産師さんも大丈夫!と、そんな助産師さんでもママに伝えられるちょっとしたコツもこっそり教えていただきました。

とにかく気持ちいい!そして、自身の身体のいろんなことに気が付く時間でした。

平成30年100歳以上の方はおよそ7万人にいるのだそうです。そして、そのうち9割が女性なんだそうです!!内閣府の調査では今から40年後・・2060年の女性の平均年齢は90歳を超えてくるのだとか・・・そりゃ、医療が進歩しても、少子高齢化が進んでいく社会のなかでいかに女性が元気でいるかってとても大切なことですよね。そんなに遠くない未来に女性の健康問題は社会の問題になっていくということです。私たち助産師は女性の一生に関わる職業・・なんて言われたりしますが、本当にそこに目を向けなければならない時代なんだと思いました。昭和52年20代30代で妊娠結婚を機にお仕事をお休みしたり、辞めたり身体を休める期間があった女性に比べて今の女性は妊娠しても、育児をしながらも身体を休めないまま仕事を続けます。そんな時期に出会う専門家が私たち助産師。ママが子どもの健康に目を向けられるこの時期にママがママ自身の健康に目を向けられる助産師になりたいと思った一日でした。

関連記事一覧

検索