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じょさんし大学の魅力

出来る助産師より
幸せな助産師(わたし)

谷口陽子さんロングインタビュー 【じょさんし大学 学長 / みのおママの学校 代表】

じょさんし大学は2017年4月に開校。「出来る助産師より、幸せな助産師(わたし)」 をテーマに、一人ひとりの人生がキラリと輝きはじめる学び舎として人気を集め、これまでに累計900名以上の助産師が参加している。そして、この春、「本当のわたしを笑顔で生きる。それが、世界へのギブになる」と言う新たなブランドメッセージを掲げ、〈じょさんし大学 THE MISSION〉として生まれ変わった。また、今年の12月には新たなスタイル〈じょさんし大学 Lifestyle Camp〉をスタートさせると発表した。どこまでも進化を続けるじょさんし大学の魅了について迫ってみる。

谷口陽子 さん

1974年、富山県生まれ。助産師として総合病院や産婦人科クリニックに24年勤務。2016年に合同会社みのおママの学校を設立。大手企業と一緒に子育てママを応援するさまざまな取り組みを実施。これらの活動には年間で累計1万組以上の親子が参加し、「キッズデザイン賞」や「大阪府ベスト育児制度賞」などを受賞。ほかにも、助産師の学び舎として、「じょさんし大学」や「マザーズハート大学」などを運営している。

じょさんし大学を運営している
みのおママの学校という小さな会社

— じょさんし大学を運営している〈みのおママの学校〉は、どんな会社なのでしょうか?
谷口陽子(以下、谷口):みのおママの学校は、助産師が中心になって、ママや子どもたち、そして、助産師さんの人生を応援している小さな会社です。
みのおママの学校のコアメンバー(みんな助産師)
みのおママの学校の公式HPはコチラ
— 具体的にはどのような活動をされているのでしょうか?
谷口:わたしたちは、女性やこどもたちが、本当の自分を笑顔で生きられる世界をつくりたいと思っています。
とても小さなチームなので、大きなことはできませんが、日々、自分たちに出来ることをみんなで楽しんでいます。
地域では、「みんなでつくろう!ママが笑顔になれるまち」を合言葉に、素敵な企業さんと一緒に、民間主導型の新しいまちづくりに取り組んでいます。これらの活動には、年間で累計1万組以上の親子が参加していて「キッズデザイン賞」や「大阪府ベスト育児制度賞」などを受賞しています。
また、いつもママに寄り添う助産師さんたちのことも応援したくて、じょさんし大学やマザーズハート大学(助産師×ママの心の専門家)を運営していたり、助産師さんのカウンセリングや助産院などのブランディングもしています。
そのほか、教育委員会や助産師会からの依頼で講演会や執筆活動をするなど、いろいろな活動をしています。
みのマママルシェの公式HPはコチラ

キラリと輝く助産師
ここから生まれる

— じょさんし大学を開校することになった理由を教えてください。
谷口:自分の人生を大切にすることを後回しにして、日々、厳しい環境の中で、ママや赤ちゃんのために頑張っている助産師さんがたくさんいます。
わたしたちは、そんな助産師さんに、一度きりの人生を笑顔で豊かに生きるために、誰かや何かのためだけにいのちを使うのではなく、自分の心(本音)に向き合うことの大切さを伝えていきたいと思い、じょさんし大学を開校しました。
— じょさんし大学はどんな学び舎なのでしょうか?
谷口:じょさんし大学は、ただ、知識を学ぶだけの一般的なセミナー(学び舎)ではありません。
様々な分野のスペシャリストとして活躍されている最高の先生方からの学びはもちろんのこと、それだけではなく、みんなの人生がより良くなっていくための仕掛けが盛りだくさんの、ちょっとユニークで心地よい最高のコミュニティとして機能しています。
2017年4月に開校してから、これまでに累計で900名以上の助産師さんが参加してくれていますが、その約7割が大切な人からの紹介であることは、とても嬉しいことです。
じょさん大学6期(福岡)の様子

出来る助産師より
幸せな助産師(わたし)

— とても興味深いですね!卒業された生徒さんたちの感想を聞かせていただくことはできますか?
谷口:もちろんです。ちょっとHPを見ながらになりますが。(笑)
「私の人生は私のもの、私は幸せになっていいんだ!」「みのママとの出会いは私の人生を大きく変えてくれました!」「毎月朝4時に起きて4時間かけて来た価値があります!」「助産師になって何をしたかったのか初心に帰れた気がします」「私のはじまりはここから!自分の可能性にかけてみたい!」「助産師のあり方の幅って無限大だと確信しました」「心からどんな私もマルって思えた経験は宝物です」「これから公私共にお世話になりまくる予定です!笑」「じょさんし大学との出会いは、一生の宝物です☆」「わたしの幸せに気づくキャンパス」
今、久しぶりに見ましたが、じょさんし大学って最高ですね!自画自賛させてください。(笑)
あと、じょさんし大学の卒業式がいつも感動的なんです。みんなが自分自身の心の変化を喜んでいたり、ここで出会った仲間たちのことを宝物だと感じてくれていたり。
また、最後のスピーチで熱い想いが込み上げて涙を流す生徒さんもいて、その姿を見ると、私も感動して涙が溢れます。
じょさんし大学3期(東京)交流会の様子
卒業生の声はコチラ
— あらためて、じょさんし大学がここまで支持される理由は何だと思いますか?
谷口:ありのままの自分に自信がもてず、本当の自分を笑顔で生きることに、少し難しさを感じている助産師さんがたくさんいます。
そんな助産師さんたちの心が求めていることは、いつも自分を犠牲にして、誰かや何かのためにがむしゃらに頑張ることではありません。自分の心が満たされていない状態で、助産師の仕事をすることは簡単じゃないですからね。
みんな本当は、もっと愛されたいし、自分で自分のことを愛したい。そして、大切な人を愛したいし、愛が循環する世界を生きたいんですよね。
「出来る助産師より、幸せな助産師(わたし)」。このメッセージは、もともと講師の先生が使っていた言葉で、許可を得て使わせてもらっているのですが、多くの助産師さんの心に響くというところに、実は、みんなの心(魂)が求めていることの答えがあるんです。
じょさんし大学が人気の理由は、そんな人の本能を理解し、ブレることなく、そこを大切にしているからなのかもしれません。
一人ひとりが心と心で繋がり、ありのままの自分をみんなに受け入れてもらい、ゆっくり時間をかけて仲間たちを信頼することができるようになる。そして、気がつけば、愛が循環する喜びを体験することが出来るようになり、この場所が、自分にとっての大切な居場所になっていくのだと思います。