じょさんし大学7期(大阪)レポート3日目
★TEDまさみちゃん
じょさんし大学1期生のまさみちゃん
その時は看護師として勤務されていました。
助産師となり、新たに学びを高めるための再入学。
そんなまさみちゃんに、ココロからリスペクト☆
看護師での経験を強みに、助産師として前進しているまさみちゃんに
会場から大きな拍手が沸き起こりました。
素敵なTEDありがとうございました。
★中尾さん
『幸せになりたいなら3年8組~できる助産師より幸せな助産師へ~』
一時間目は、四国中央病院の産婦人科病棟で主任をされている中尾慶子さんです。
「こんなに楽しそうに勤務助産師をされている助産師さんは私、みたことないんです!
施設助産師の希望の星です☆」
中尾さんを紹介する谷口校長の愛あるメッセージでスタート!
日々笑顔を絶やさず、誰もが憧れる助産師さんです。
忙しい3交代勤務の中で、時間を見つけては趣味のラフティング、羊毛フェルト作り、お料理教室、
送別会の余興で率先してダンスを踊ったり、漫画を描いたりと、本当に多彩!!!
中尾さんの24時間をこっそり覗き見してみたいなぁといつも思っています。
そんな中尾さん。
いつも心の中で大事にしているのは『感謝』という言葉だそうです。
医師・上司・スタッフと協働することの重要性、助産師として信念を持ち、心に蓋をせず素直に動くこと。
緻密なデータ収集、ガイドラインに則った手順やマニュアル作成、後輩の育成。
多忙な時こそ、過程を楽しむこと、諦めずにチャレンジし続けること、
そしてなにより、お母さん・赤ちゃん・ご家族を大切にする心。
これらは、決して一人ではやり遂げられないと話されていました。
様々な考えや価値観、経験が違っても目標に向かって一致団結し、その違いを互いに認め合って乗り越えて
一つになる。
まさに、チームの結束力を感じる 『ONE TEAM~ワンチーム~』 だなと感じました。
ここまでチームが一丸となるのは並大抵の苦労ではなかったことでしょう。
それでも、中尾さんは労を惜しまず、自分を信じ、周りを信じ、プラス言葉を発信し続けていたそうです。
そう、中尾さんの中にいつもあるのは、惜しみない『愛』です。
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そっと助産師に触ってもらって、こころがふっと軽くなる。
なんだか不思議。
そう、助産師の手は魔法の手なんです。
2人ペアでアロママッサージを実施。
皆さん触れられることの大切さを体感しました。
会場にローズの香りが充満し、ほわぁんと皆さんの顔がほころんで、癒しの時間が流れました。
切迫早産の入院中・分娩時・産後。
リラックス効果のあるアロマオイルを使ってマッサージをすることで、お母さんとの距離が縮まり
普段、話せないようなことをぽろっと吐き出せたり、笑ったり、怒ったり、涙を流せたり。
「触れる」ってとっても大切なことだなと実感しました。
目の前にいるお母さんを大事に思うこと、加えて自分自身をも大切にすることで幸せの貯金が増え
お母さん、赤ちゃんにも惜しみない愛を注げることを教えて頂きました。
最後に幸せになるための幸福論、慶子メゾッドを贈ってくださいました。
これは受講生さんとスタッフだけの秘密・・・にさせて下さい♡
中尾さんからの愛あるメッセージは助産師として、また、1人の女性としての
人生のエッセンスとなることでしょう。
学び多き、愛溢れるとても幸せな90分。
中尾さん、遠く愛媛からありがとうございました!
★辺見先生
じょさんし大学の講師の中では唯一の産科医師ということで、刺激や彩りを加えるスパイス的な存在になれば、と「トウガラシ」の衣装で颯爽と登場された辺見先生。
こんな先生と一緒に働くことができたらどんなに楽しいんだろう…。
辺見先生に会う度、その気持ちが強くなります。
医師と助産師の距離を感じている方、多いのではないでしょうか。
互いに安心で安全なお産を願い、母子を大切に思う気持ちは同じ。
でも、日々の業務に忙殺され、医師と話す時間や機会もなかなかとれないこと、そして本音を聞けることもないことの方が多いのではないでしょうか。
そもそも、医師と助産師は勉強してきたことが違います。
立場も役割も違います。診る(看る)視点、考え方、捉え方も多分、違います。そのことで温度差を感じることは自然な流れだと思います。
でも医師も助産師も目指しているゴールは、お母さんや赤ちゃんにとって、安全で納得できるお産をしてほしいという同じ思いであること。
辺見先生がこれまでどんな想いで産科医を続けてこられたのか、その話を聞くと、目の前にある2つの「命」を守るために医師として、日々命をかけてリスクをいかに少なくして、母子の命を守って下さっていることが本当によくわかります。
そういう意味では、私たちは新しい生命の誕生を支えるひとつのチーム「ONE TEAM」です。
医師との関係性がより良い方がお母さんと赤ちゃんにとっても絶対にいいはずです。
もちろん助産師も目の前の「命」に対して、日々、誠心誠意、向き合っています。
ただ、施設で働く助産師は医師に守られている部分はあると思います。
その医師に対して、不平や不満、文句をいうことは簡単。
ですが、それを繰り返しても相手は変わることはありません。
まずは相手に関心を持つこと、そして自分が変わることで、相互理解が促進されます。
そして、相手との関係性も変わり、良好なコミュニケーションがとれ、信頼関係も築いていけるのではないかと、一時間目の中尾さんの講義、辺見先生の講義を受けて感じました。
今日の辺見先生の思いや、お話しをきっかけに、私を含め、医師との関係を見直す機会になったら良いなぁと思います。
また、講義の中で「自然なお産とはどんなお産?」という医師が考える自然なお産について、そして私たち助産師がよく使うその「自然」ということについて、いくつかのデータを元にとても分かり易くお話して下さいました。
辺見先生自身もできれば出産に医療介入しない方がいいと思っておられます。ただ、突然状況が一変する医療介入ある必要性のあるお産もあるという事を知ることが必要、その為には助産師さんの力が必要です、と話して下さいました。
昔と比べ、寿命・月経の回数から見てもそもそも「不自然」という視点、そして自然を意識するあまり、それがメルヘンに偏りすぎていないか確認してほしいという先生のメッセージ。
そのことがよりお母さんを追い詰めることになり兼ねないのではないかと危惧されています。
辺見先生のお話の根底にはいつも、お母さんや赤ちゃんへの弛みない愛が溢れています。
『助産師さんが未来の鍵です』
医学の視点からの助産師の必要性、現代の子育てにおいて、助産師に求められていること。
辺見先生の想い、しっかり受け取らせていただきました。
スパイスたっぷりの愛あるお話し、ありがとうございました!!!
★まきちゃん
まきちゃんとの出会いは、3年前のじょさんし大学2期。
誰よりも勉強熱心で、講師の先生との会話もスマート、且つキレの良い質問と発表。
関西人の笑いも忘れず、チャーミングなところもいっぱい。
職場では医師や同僚・後輩から頼られる助産師さんなんだろうなぁ
と、いつも惚れ惚れしながら、共に学びを深めていました。
そんなまきちゃん
知識や技術の習得、そんなこと助産師として当たり前。
当然のようにその価値観を学生や周りにも同じように求めていたそう。
そして、自分がやったことに対して結果が得られた充足感を感じて
ひたすら毎日自己研鑽し、出来る助産師を目指していたと話してくれました。
そんなまきちゃんが
じょさんし大学「最強」の講師と出会い
みのママにjoinする中で自分軸がどんどん変わっていく。
私は私でいいんだ、と本当の自分に向き合って
有りのままの自分を知って受け入れて受け止めて
自己受容ができるようになった。
そこに到達した思い、そう思わせてくれた方との出会いや感謝の
改めて助産師という仕事が好きになった。
そんなことを惜しみなくシェアしてくれました。
ずっと出来る助産師を目指してきたけれど
今は幸せな助産師を目指しています。
と言いきったまきちゃん。
さいっこーにカッコイイ!!!
まきちゃん、ありがとう
まきちゃん、大好き!!!
さあ。
また来月はどんな新しい出会いと発見があるでしょう。
じょさんし大学7期 大阪☆
わくわくが止まりません。
文: 平井 こころ(サポートメンバー)