じょさんし大学6期(福岡)レポート3日目

レポート

じょさんし大学3日目

1時間目は中尾さん!

女子力満点!キラキラオーラでその場の空気までも幸せムードにしてしまう中尾先生☆
多彩な趣味を持ち、仕事でも活躍される、
そのエネルギーや幸せの秘密が講義の中で暴かれました^^

誰だって、悩みを持ち、ハードな現場で疲れ、苦しくなることもある。
それでも今の仕事に情熱・自信・誇りを持ち続けるには。
今の現状に感謝し、とにかく楽しむ心持ちが大切。
環境や境遇にかかわらず、自分のとらえ方次第で、幸せだと思うことができるのだと教えていただきました。

助産師外来や乳房外来の立ち上げ、消防との訓練開催などを行う中尾さん。
現状を変えたい、もっとよくしたいと思っていても、今の環境では無理と、出来ない理由を並べてしまいがち。中尾さんのように助産師としてのぶれない軸を持ち、チャレンジし努力を怠らなければ、改革していくことだって可能であることを証明してくれいていました。

なぜ助産師になったのか・・・
命を迎えるこの仕事につけていること。
それだけで今、幸せなことなんだと気づき、ぽろぽろと涙が出てくる受講生も。

自分が好きなことにとことん向かうこと。やりたいことに向き合うこと。
まずは自分が幸せだと感じられることが一番大切^^
自分にしかできないことがきっとあるはず!

『出来る助産師より幸せな助産師に』
この言葉に込められた意味がぐっと心に響くお話でした。

2時間目は辺見先生!
Drからの講義ということできっとドキドキ緊張している人もいたはず!?
そんな中、なんと、、トウガラシ姿で登場!笑いがおこり、会場は一気にほっこり楽しい雰囲気に^^
助産師さんと近づこうと体を張る姿にぐっときました!

「自然やメルヘンに走りすぎないでください。助産師さんは未来の鍵です。」
という辺見先生からのメッセージ。

医療の恩恵があり、ベースに医療があることを忘れてはいけない。
産後鬱、虐待、中絶、若年妊娠、様々な社会問題がある中で、
幸せな結果の人にとってのメルヘンや母性の押し付けは、時に助けを求める力を奪ってしまうこともある、というお話を聞き、
客観的な視点からとらえることの大切さに気付かされました。

生死に関わる厳しい命の現場をみてきたからこそ、とにかく安全に助けないといけないと、という想いが一番にくる。
産科医も母子のために必死にやっているし、元気に生まれて当たり前と思われてしまう世界で、命を背負う責任は重く、厳しい現場を知っているからこその不安が大きいのは当然。

今まであまり聞くことのなかった産科医のリアルな想いを知り、医師とコミュニケーションをとって一歩近づこうと思った受講生も多いはず☆

母子の命を守る医師と母子の主体性を大切にする助産師。
時にぶつかることもあるかもしれないが、母子のためを想う気持ちは同じ。
チームで母子を守っていくためには、お互いに信頼し合い関係を築いていくことが大切だと思いました。

放課後は寺子屋!
「最高のお産って?」「院内助産についてどう思うか?」
の2つのテーマで話し合いました。

これまで助産院のお話を聞いたり、今回、勤務助産師や産科医のお話など、いろいろな視点からのお産を知った中での問い。院内助産を経験している助産師さんもいて、様々な環境で働く助産師が集まっての寺子屋はまた視野が広がりました。最高なお産を追求し続けたいですね。

早くも折り返し地点!後半も最高な講師陣が勢ぞろい!お楽しみに☆

文:畠山 福子(サポートメンバー)

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